やらない後悔より、やって後悔
やぁ
なにかを始めようとするときよく言われるのがこの言葉
『やらないで後悔するよりやって後悔したほうが良い』
今回は私が思うこの言葉の真意を暴いていきたいと思う。
まずこの言葉は一見すると『やっとけば良かったなぁって思うくらいならやらなければ良かったなぁの方が良い』という解釈になるだろう。
何故やらなければ良かったなぁの方が良いのかというと。
- やはりやれば経験として身になる
- 誰かが始めるとき同じ過ちを冒さないように注意できる
- やった後の世界が見れる
大まかな理由はこの辺だろう。
確かにその考えは間違ってないと思う。人によっては負け犬の遠吠えだと思うかもしれないが、理にかなってはいる。
やらないで後悔の方のメリットを挙げるにしても
- 失敗しなくて済む
- 現状維持できる
この二つだけなんだ。少なくとも私はこの二つだけだと思っている。
この時点でやってしまった方がメリットがあることになる。では双方のデメリットを挙げてみよう。
まずはやって後悔の場合
- 後悔してしまう失敗をする
- 失敗したことによって失う時間と物
次にやらないで後悔の場合
- 挑戦できない
- やらなかったことが尾を引く
デメリットは双方同じ数。あくまで私目線のデメリットだからもっと多く感じる方もいるかもしれない。
こう見るとやはり総合的に『やって後悔』のほうが良いと見える。
しかしこうして比べてみてこの言葉の真意が見えてきた。
やって後悔、やらないで後悔とかの二択ではなく
『やらないで後悔するようなことがあれば、やるべきだ』
といったのが本当のメッセージなのではないだろうか?やらなくて後悔しないことはやらなくてもいい事。だが、やらないで後悔すると思うことは率先してやれと。
もちろん一番は『やって後悔しないこと』だが、それはあまりにも浅すぎる。私は割とリアリスト寄りな面があるので、希望的観測で物事を語ることが少ない。常に数字を見て効率を考える。いうなれば効率厨。
なのでこの『やって後悔しないこと』はやる前からじゃ観測できないので論外もいいところ。違う目線から見ればただの強がりにも見える。よっぽど後悔した事実を公にして話してる方が潔い。
なにかをしたいと思うなら、するべきだ。
正しいレールに乗っているだけが人生ではない。
失敗しても成功しても、また新たにやりたいことが見つかったらやるべきだ。
その人が一番生を実感できることが見つかるまで。
走れ